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2.楕円の基本
コップの飲み口は大抵の場合円形です。この円形は真上から見た場合に言える事で、少し傾けて見ると楕円になります。立体的に描くときに真上から見ていたのでは平面になってしまいますので、少し斜めから見ることになります。従いましてアイソメ図を描くときには、円は必ず楕円になるわけです。
テクニカルイラストを描く中でアイソメ図が多用されるのはこの楕円も関係しています。アイソメ面上の楕円は35°楕円と言うものが使われ、アイソメ面上ではXYZどの面でも変わらず35°楕円なのです。
このように基本的に1種類の楕円でまかなえてしまえるため、アイソメ図が多用されるのです。
それでは35°楕円って何でしょう?



右の図はコップの上の飲み口をいろいろな角度から見た図です。
このように見ている地点とコップ飲み口の面とのなす角度を、その見えている楕円の名前にしています。
つまり35°の角度から見た円は35°楕円になります。

この様に見る角度によって楕円のつぶれ方が変わり、このつぶれ方を楕円度または楕円角度と言う言葉で表します。
では何でアイソメ面上の楕円は35°楕円が使われるのでしょう?下の図を見てください。
この図は、立方体の正面・平面・側面図の平面図を45度回転させて、なおかつその立方体の奥を35°16′持ち上げた図です。最後の図を見れば、前項で出てきたアイソメ軸とアイソメ面の関係と同じだと言う事がわかると思います。
このZ面には先程のコップと同じように、35°16′上方から見た場合の35°16′楕円が相当します。他のXYの各面も同様です。
35°16′ですから通常35°楕円を使用することのなるのです。
  
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